春の産卵(スポーニング)の解説


 春のスポーニングの時期は、大爆釣とボウズが紙一重で隣接している時期です。そこで、ここではボウズを逃れていい釣りをする為に、一度しっかりとスポーニングについて把握・理解しておいた方がいいと考えます。中級者〜上級者の方にも役に立つようにここでしっかりと解説していきます。

 では、最初にスポーニングの流れから解説していきます。スポーニングの流れは下記のようになります。

冬のパターン抱卵(大潮)プリスポーン(産卵前)ミッドスポーン(産卵行動中・ネスト{巣やベット}作り)アフタースポーン(産卵後)といった流れになります。(注)人によってスポーニングの分け方が微妙に違います。
                         スポーニングに関係ない行動パターンの個体もいます。

 上記の行動パターンが次に移るタイミングのキーとなるのが、タイドグラフ(潮時表)・水温・天候・フィールドの4つです。

タイドグラフ(潮時表)・・・・・抱卵や産卵は大潮がらみで始まる可能性が非常に高い。そのため、次の行動パターンの時期を予測するには大潮が目安となる。

水温・・・・・大潮であっても水温が低いとスポーニングは始まりません。目安としては、水温が8℃〜12℃位でプリが始まります。時期としては、先陣は2月末からプリが始まります。(関東を基準としています)


天候・・・・・大潮であり水温も上昇し始めていても、雪や風などの影響で寒の戻りがあると次の行動パターンのタイミングが狂います。


フィールド・・・・・フィールドによってプリに入る時期が違います。水深の浅いフィールドほど水温の上昇が早いので、野池などの水深の浅いフィールドほど、プリに入る時期が早いです。逆に水深のある山上湖は水温の上昇が遅いので、プリに入る時期は遅いです。

ワンポイントアドバイス・・・・・必ずしもそうとは言えないのですが、ビッグバスほど体力があるので、プリに入るのが早い傾向があります。また、ほとんどのバスが産卵してからプリに入ったりもするそうです。アベレージサイズのバスよりも、早くか遅くに行動を始める傾向が強いです。


 次に、プリ・ミッド・アフターの行動パターンの詳細と攻め方について解説していきます。

プリスポーン
(行動パターン)
 水温の安定しているディープで越冬していたブラックバスは、暖かい日などにはミドルレンジやシャローへと移動するようになってきます。そして、水温が安定して上昇を始めるとディープからミドルレンジ、ミドルレンジからシャローへと拠点を移動します。拠点を移動する際に、途中の一時的な拠点としてブレイクなどに身を寄せます。そして、春が近づくにつれてミドルレンジ〜シャロー間を活発に移動していると、やがてメスが抱卵をします。抱卵をすると産卵に向けて体力をつけるために、貪欲に餌を追いかけ始めます。このスポーニングの準備段階をプリスポーンと言います。

(攻め方)
 プリの前半、つまり春先は動きが鈍いのでまだ速い動きには反応しきれません。その為、サスペンド系のルアーが非常に有効になってきます。サスペンド系ルアーのストップ&ゴーやスローリトリーブでバスに食わせる間を与えてあげる事が非常に重要になってきます。サスペンド系のルアーに反応をあまり示さず、冬パターンを引きずっているような時には、テキサスリグやダウンショットリグの、ズル引きやシェイキングでゆっくりと誘ってみて下さい。
 プリの後半になってくると、体力があり速い動きにも非常に良い反応を示すようになります。このプリの後半になったら基本的には巻き物系全般で良く釣れるようなります。もちろんワームでも釣れますが、クランクやスピナーベイトなどの方が圧倒的に効率の良い釣りができるので巻き物系がお勧めです。この時期が一番簡単にバスが釣れるますね。


ミッドスポーン
(行動パターン)
 プリスポーンで体力をつけたバスは、シャローのスポーニングエリアに入ります。スポーニングエリアに入ったオスのバスは、ハードボトムで、ほど良い流れがあり、日当たりが良く、外敵の侵入を防ぎやすい場所にネスト(巣・ベット)を作ります。そして、ネストを作り終えたオスは、メスを迎え入れて産卵行動に入ります。この、一連の産卵行動や産卵直後までの状態をミッドスポーンと言います。場合によっては、産卵行動をスポーニング、産卵直後のみの状態をポストとも言います。

ワンポイントアドバイス・・・・・流れが強すぎる場所は、卵が流されてしまうためにネストは作りません。

(攻め方)
 攻め方なんですが・・・産卵行動中は、基本的にはルアーやワームには反応を示さないです。産卵自体はそれほど時間がかかりませんし、一気に全てのバスが産卵を始めるわけではありませんので、プリやアフターのバスを攻めるのが通常です。



アフタースポーン
(行動パターン)
 産卵を終えると、メスはネストから離れていきます。そして、ネストの近くや深場の身を寄せられる場所へと移動し、体力の回復を待ちます。一方、オスはネストに残り、およそ一ヶ月の間卵や稚魚を外敵から守ります。そのため、オスはメスより一ヶ月遅くアフターパターンに移行します。そして、稚魚が自立しから自分の体力の回復に入ります。この、体力の回復をしている期間をアフターと言います。

(攻め方)
 産卵直後にあたる、アフター前半のバスはなかなか口を使ってくれません。その為、攻め方としては、ワームを超スローで非常にデリケートに誘い食わせを狙うか、メタルバイブのリフト&フォールや重めのラバージグのボトムパンプなどのリアクションを狙うかしかありません。
 アフター後半になり、体力が回復してくれば基本的には巻き物で強気に攻める事が可能です。反応があまりない時にはワームなどで縦の動きを意識してみて下さい。

ここで一言
・・・・・ネストで卵や稚魚を守っているオスは、ルアーやワームを外敵と判断し、果敢に排除しにきます。そのオス バスを釣りあげてしまうとネストの卵や稚魚が食べられてしまい、繁殖に悪影響を及ぼしますので、個々人の判断にお任せしますが、ネストを狙うのは極力避けていただければなと思います。



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