<ポイントの解説>
ブラックバスは、何もない所などよりも地形の変化している場所や障害物のある所、餌の多い所などを好む習性があります。ここでは、そのブラックバスがつきやすい地形の変化している場所や、障害物(ストラクチャー)などを解説していきます。
(注)何もない所にブラックバスがいないというわけではありません。
まず、最初に主だったストラクチャー・変化などを解説していきます。下に表としてまとめてみました。
| ポイント | 特徴 | 適合ルアー(一例) |
| アシ | 群生している水生植物 | スピナーベイト・ラバージグ・テキサスリグ |
| オダ | 人為的に置いた木・竹 | ラバージグ・テキサスリグ |
| クイ | 船の係留や目印 | クランクベイト・スピナーベイト・バイブレーション・ノーシンカーリグ |
| 立木 | ダム等に見られる水没した木 | トップウォーター・スピナーベイト・クランクベイト・ノーシンカーリグ |
| 倒木 | 朽ちて倒れている木 | スピナーベイト・ラバージグ・クランクベイト |
| ハス | 葉が水面に出ている水生植物 | フロッグ・バズベイト |
| リリーパッド | 葉が水面に出ている水生植物 | フロッグ・バズベイト・スピナーベイト |
| ウィード | 藻などが水中に群生している所 | スピナーベイト・ラバージグ・ノーシンカーリグ |
| 石積み | 石が積み上げられている所 | スピナーベイト・クランクベイト・ミノー・バイブレーション・ワーム全般 |
| テトラ | 海・湖などにある人工の石 | スピナーベイト・クランクベイト・ミノー・テキサスリグ |
| コンクリート護岸 | コンクリートで整備された岸 | スピナーベイト・クランクベイト・ミノー・バイブレーション・ワーム全般 |
| 桟橋 | 船などが係留してある所 | ワーム全般 |
| 橋桁 | 橋を支えている立脚 | スピナーベイト・バイブレーション・ラバージグ |
| 水門 | 水の水量を調整している門 | スピナーベイト・クランクベイト・ミノー・ワーム全般 |
| ワンド | 入り江になっている所 | スピナーベイト・ミノー・テキサスリグ・ |
| 湧き水 | 水が湧き出ている所 | スピナーベイト・クランクベイト・バイブレーション・ミノー |
| 流れ込み | 水が流れ込んでいる所 | ハードルアー全般・ワーム全般 |
| 岬 | 飛び出している陸地 | ハードルアー全般 |
| オーバーハング | 木陰になっている所 | トップウオーター・ノーシンカーリグ |
| ゴミ | ゴミが溜まっている所 | スピナーベイト・ラバージグ・テキサスリグ |
| かけあがり | 水深が急激に変化している所 | クランクベイト・バイブレーション |
上記した物が主だったブラックバスの好む変化・障害物などです。これらからも分かる様に、ブラックバスは「大きい」「硬い」「四角い」所を好む習性があります。これらの事を理解していれば、上記以外の障害物や変化があったとしてもブラックバスがいそうかどうかを判断する上で非常に役に立ちます。上記した要素は複合的になっている場所ほどブラックバスがいる可能性は高いと言えるので、複合的になっている場所を探してみてください。きっと良い釣果をあげることができるでしょう。
次に、釣り場・フィールドごとの解説をしていきます。
野池
・野池とはどんな所か?
野池は、様々な釣り場・フィールドの中でも特にストラクチャーなどのブラックバスのつく所が少ない場所です。そのため、野池ではブラックバスのいる所が限られてきます。野池を攻める時は、一つの野池で粘るのではなく、目ぼしいストラクチャーなどを攻めてみて、全く釣れなく反応もないようなら見切りをつけて違う野池に移動する方が無難です。
・野池の特徴
野池はその池ごとに様々な特徴を持っています。例えば、ブラックバスが餌としている物です。小魚などを餌としているか、昆虫などを餌としているかで、攻め方が大きく変わってきます。一概には言い切れませんが、野池は餌が少ないため大半が後者であると考えられます。その為、野池では回遊しているブラックバスよりも居着き型のブラックバスのほうが多いのです。また、野池はその池だけで独自の生態系を築いている場合が多いので、野池を攻める時はあまり常識だけにはとらわれず、柔軟な考えを持ってその野池に合わせた攻め方をして下さい。
・野池の主流のポイント
クイ・オーバーハング・水門・コンクリート護岸・アシ・ゴミ溜まり・ウィード
湖
・湖とはどんなところか?
湖は釣り場・フィールドの中でも最もストラクチャーなどが多い場所です。また、岸際が整備されている事が多いので陸っぱりにも適しています。湖では小魚などを追ってブラックバスは回遊しているので、一箇所のポイントで粘っていても釣れる事は釣れるのですが、小魚の動きに合わせて狙うポイントを変えて行くのが効率的な釣り方です。陸っぱりでやる場合は、風下の岸際のストラクチャーが狙い目となります。
・湖の主流のポイント
石積み・水門・クイ・ワンド・コンクリート護岸・オダ・テトラ・流れ込み・ウィード
ダム・リザーバー
・ダム、リザーバーとはどんなところか?
ダム・リザーバーは釣り場・フィールドの中でも最も水深が深く、他の釣り場よりも水深という要素が強く影響してきます。ダム・リザーバーも湖と同様に小魚をおってブラックバスは回遊している事が多いので、一箇所のポイントで粘っていても釣れる事は釣れるのですが、小魚の動きに合わせて狙うポイントを変えて行くのが効率的な釣り方です。また、このダム・リザーバーなどでは、ビッグバスは浅場か深場のどちらかに居ついている可能性が高いので、他の釣り場・フィールドよりも浅場(シャロー)や深場(ディープ)を意識しておいて下さい。
・ダム、リザーバーの主流のポイント
流れ込み・倒木・立木・岬・オーバーハング・橋桁
初めての釣り場・フィールドで釣果をあげる方法
ここでは、初めての釣り場・フィールドで釣果をあげるスタンダードな方法を紹介していきたいます。
1.捕食している餌を探る。
最初にスピナーベイトなどで探ってみて、その池の餌が小魚なのか昆虫なのかを判断する事が重要になってきます。ワームなどで探ってみてもいいのですが、効率を考えてスピナーベイトの方がいいでしょう。ここで注意しなくてはならないのは昆虫をメインの餌として捕食しているブラックバスでもスピナーベイトの様な小魚を模した物にもバイトしてくるという事を念頭にいれておいて下さい。スピナーベイトにあまりバイトがなく、ワームなどの昆虫を模した物にバイトがある場合は昆虫を餌として捕食していると判断できます。逆の場合は小魚を餌として捕食していると判断できます。
2.ポイント(攻める場所)を判断する
1において、昆虫が餌であった場合は居着き型のブラックバスが多いと判断できます。その場合は、ブラックバスは回遊をあまりせずにストラクチャーなどにくっついていると判断できます。逆に、小魚などを餌としていた場合は、ブラックバスは回遊をしていると判断できます。前者は野池、後者は湖・ダム・リザーバーなどで多く見られます。
居着き型のブラックバスが多いと判断できる場合は、ブラックバスは自分のテリトリーからあまり動かないのでストラクチャーなどをタイトにゆっくりと攻めるのが効果的です。逆に回遊型のブラックバスが多いと判断できる場合は、ブラックバスは自分のテリトリーの中からテリトリーの外へと活発的に行動するので、ストラクチャー周辺を幅広く、手返し良く攻めるのが良いです。
3.効果的なルアー&アクション
居着き型のブラックバスが多い所では、昆虫を餌としている場合が多いのでストラクチャーにタイトにキャストして、ルアーやワームが着水してから底までの間にバイトがあることが多い。浮くルアーなら波紋が消えるまでの間にバイトが多い。ワームなどを使う場合は、できるだけフォールスピードの遅いものを選んで、できるだけ長いフォールでアピールする方が良い。居着き型のブラックバスが多い所では、トップウォーターやワームが適している。昆虫をイメージして使うようにして下さい。
回遊型のブラックバスが多い所では、小魚を餌としている場合が多いので、ストラクチャー周辺を幅広く攻めてください。着水直後よりもリトリーブ中にバイトが多いです。波動やフラッシング、直線的な動きなど小魚をイメージした動きにバイトが多いのでできるだけ小魚の動きをイメージしてみて下さい。
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